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漢方ダイエット

漢方ダイエットとは?

漢方薬を使った漢方ダイエットというのがありますが、他のダイエットとはどこがちがうのでしょうか?

漢方では、まず最初にどうして太ってしまったのかを考えます。漢方ダイエットから見ると4つのタイプの太り方があります。
・【気虚(ききょ)タイプ】体のエネルギーが足りないために「気」が弱くなり、あまり食べていないのに太ってしまう太り方。
・【気滞(きたい)タイプ】エネルギーの循環が悪いために「気」の流れが悪くなり、体が張ったり膨らんだように太ったりしてむくみが起きてしまう太り方。
・【湿熱(しつねつ)タイプ】体に熱をこもらせてしまい「湿」という余計な水分が溜まりやすくお酒や甘いものをガマンしても太ってしまう太り方。
・【お血(おけつ)タイプ】血液の循環が悪く、見た目以上に体重がある人に多い太り方。

これらのタイプの人は、特有の症状に悩まされていることもあります。症状や太り方から、どうして太ってしまったかを調べ、漢方薬の力を使って体質を改善をしながらダイエットをして、健康に痩せるというのが漢方ダイエットです。そして、他のダイエットと違うもうひとつの大きな特徴は、肥満の人にしか効かないということ。標準体型の方のダイエットにはあまり向かないようです。

ダイエットするなら漢方なのか?

さあ!痩せるぞ。ダイエットするぞ!とは思ってみたものの、一体どのダイエットがいいんだろう?と迷っていませんか?いろいろ試してみて自分に合ったダイエットを見つけるのもひとつの方法です。

漢方ダイエットって知っていますか?漢方ダイエットは、痩せるだけではなく体質の改善にも役立ちますから、日頃気になっている症状の緩和も同時にできるダイエット方法なんです。漢方ダイエットは、他のダイエット方法とはちょっと違っていて、自分が肥満かどうかを知ることから始めます。

BMI(Body mass index)といわれる肥満指数によってそれを知ることができます。BMI値は、身長の二乗に対する体重の比で、BMI=体重kg/(身長m)2と計算することができますが、ネット上で身長と体重を入力するだけでBMI値を計算してくれるサイトがあるので使うと便利です。このBMI値が25以上なら肥満ということになり、漢方ダイエットが効果を上げることが知られています。

漢方ダイエットでは、カロリーコントロールでは痩せられないといわれる、それほど食べていないのに太ってしまう虚弱タイプの肥満症にも効果があるようです。自分の体を良く知って、体質を改善しながら健康のためのダイエットを目指すなら、漢方ダイエットが効果的です。

漢方ダイエットのCMって?

漢方で痩せました!という漢方ダイエットのCMってあまり見かけませんよね。どうしてでしょう?最近見かけるCMといえばロート製薬の和漢箋のCMでしょうか。和漢箋は、一週間から試せる漢方薬で、日本人の体と悩みに合わせて調合されたものということです。和漢箋の「防風通聖散」は、漢方ダイエットとして用いることができるもので、脂肪を分解したり燃焼させる働きがあり便秘などにも効果があるようです。

そもそも漢方薬は、二種類以上の生薬を体調や体質、症状に合わせて調合したもので、オーダーメードが基本。そして、急性の症状にはあまり向いていないという漢方の特質が、CMなどで広く世の中に知ってもらうということとは、あまりそぐわないのではないでしょうか。

カネボウからは、漢方セラピーシリーズが販売されていて症状別に38種類の漢方薬をラインナップしていますが、大々的なCM放送はしていないように思えます。漢方セラピーシリーズの中でダイエットに効果がありそうなものを探してみると「防風通聖散」「防已黄耆湯」があり、「防風通聖散」はお腹に脂肪が多い肥満タイプの方や便秘に効果的で「防已黄耆湯」は、水ぶとり、むくみ、関節痛に効果があるようです。漢方にも相性がありますので副作用がないという思い込みは禁物です。

漢方ダイエットのサプリメントとは?

漢方ダイエットサプリメントは、漢方を使って痩せたい方には、煎じる手間がいらず手軽に利用できるので、とても人気があります。曲美は中国で大人気の漢方ダイエットサプリメントで、ダイエット効果はもちろん、FDA(アメリカ食品医薬品局)、SDA(中国国家薬品監督管理局)、EUCPMP(ヨーロッパ医薬品委員会)の認可を受けていて、安全で信頼性のあるダイエットサプリメントとして知られています。

また、オウテンレイダイエットソフトジェリという脂肪燃焼系のサプリメントも中国生まれのサプリメントです。これらは脂肪を燃焼させるとともに脂肪がつくのを防ぐ効果があり、必要以上の食欲を抑え、カロリーコントロールできる成分が含まれているます。サプリメントにすることで、煎じるとムダになってしまう葉や茎などの成分まで摂ることができるので、効果もバツグンと評判です。

このようなサプリメントではなく、漢方本来の一人一人に合わせた調合をその時々に応じて調剤するオーダーメード感覚を大事にしたいという方には、サプリメントではないのですが、調合した漢方薬を薬店の圧力煎じ機で煎じて、出来立ての煎じ薬を1日分づつ1パックにしてくれるお店もあります。これなら手間いらずですし、旅行などにも携帯できるので助かりますよね。肝臓の悪い方には漢方よりもサプリメントの方がいいようです。

漢方ダイエットと薬の関係って?

漢方薬ダイエットといいますが、漢方薬と西洋医学の薬の関係ってどうなっているのでしょうか。西洋医学では、同じ症状なら同じ薬が処方されますよね。高血圧症には、血圧を下げる薬が処方されるでしょうし、気管支炎の時には、気管支拡張薬をもらってくることになります。ところが、漢方医学では症状だけで判断することがないんです。ですから、同じ病気でも処方は違うっていうことがあって当たり前なんですね。

逆に、西洋医学では病名が全く違うのに、同じ漢方薬を使うこともあるのです。また、西洋医学と漢方医学は得意分野が違っていて、急性や外科的な処置が必要な症状に関しては、西洋薬が適していて、アレルギーなどの体質的なものや、基礎体力の低下などには、漢方薬の方が適しています。

漢方薬には、体を元の健康な状態に戻す回復力を高める働きがあります。ですから、漢方で痩せたいと思ったら、まずダイエットを始める前に、どうして太ってしまったのかということに注目します。そして漢方薬で体質と体調に合わせて、体のバランスを整えれば、その結果痩せることになるというわけです。西洋薬と漢方薬を併用していて、同じ成分が重なると良くない結果になったりすることがあります。例えば葛根湯と胃薬の併用にも注意が必要です。

中国の漢方ダイエットとは?

中国の漢方ダイエットなら、本場だからかなり痩せそうな気がするっていうことありませんか?実は、意外や意外、漢方というのは、古代の中国を源流として日本で発展した医学のことなんです。

オランダ医学(蘭方)に対して日本の医学を漢方と呼んだのがはじまりのようです。現在では、中国の伝統医学と日本流の漢方医学のことをどちらも同じ意味で使っていることが多いのですが、この2つは異なる点があり、別のものであるともいわれています。「漢方」は日本独自の呼び方で、使われるようになったのは江戸末期ですから、150年位前のこと。

厳密にいうと、中国の伝統医学に基づく中国医学と日本の伝統医学の漢方医学の2つが存在するということになります。ここからわかることは、中国製ダイエット食品は、漢方薬ではないものがあるということです。漢方薬は、~湯、~散という名前がつけられ、医者や薬剤師の指示で服用するものとなっています。

ですから、中国で生産されたもので生薬を配合しているからといって、漢方とは限りません。くれぐれも減肥という言葉に惑わされないことです。そして健康茶は効能が弱いので、これも漢方薬ではありません。現在では、漢方に近い考え方は台湾や韓国医学に残っていても、中国には少ないといっていいのです。

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